早い子だと1歳半から始まるイヤイヤ期。
終わるのは大体3〜4歳頃と言われています。
「日々のイヤイヤに耐えられない」と、このページにたどりついたママさんパパさん、毎日本当におつかれさまです。
可愛い我が子とはいえ「イヤ!」「ダメ!」が続くと、親の神経もすり減りますよね。
そこで今回の記事では、1児の母である私びす子が実体験を元に、どんな風にイヤイヤ期を乗り越えてきたか具体例をまとめてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
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目次
そもそもイヤイヤ期はなぜ起きる
イヤイヤ期が耐えられないと思っている方の中には、もしかしたら「自分の育て方がどこか間違っていてこうなってしまったのではないか」と自己嫌悪されている方もいるのではないのでしょうか。
それは違います。
自身を責める前に知っておいてほしいのが、イヤイヤ期のメカニズム。
そもそも「イヤイヤ」が何で起こるかというと、子供の脳が未発達であることが原因です。
子供の脳では、「前頭前野」と呼ばれる脳の表層部分の働きがまだ発達しておらず、湧き上がる欲求や衝動を抑える「抑制機能」が働きません。
それが「イヤイヤ」の原因。
やがて抑制機能が育ってくると、悩ましいイヤイヤも自然と収まっていきます。
もう一度言うと、
「育て方」ではなく「脳の発達過程で起きる事象」。
なので、自分を責める必要はありません。
イヤイヤ期の乗り越え方|子供への対処編
「いつか終わるよ〜」「今だけだよ〜」と外野に言われがちですが、こちらとしては イヤイヤ期の【今】耐えられないんだよ!!という感じですよね。
そこで、すぐ使えることだけに絞って 自分がやってきたことを紹介します。
まずは『子どもへの対処編』!
その1:ぬいぐるみを使う
【びす子の手抜き育児】
イヤイヤ言う娘に直接何を言ってもダメな時、お気に入りのぬいぐるみになりきって、話しかけてみる。
ぬいぐるみを通して会話をすると、とりあえず泣き止んで聞いてくれることが多い。
そして自分もそのぬいぐるみになりきることで状況を客観的に見れたりする。
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) October 4, 2018
何を言ってもダメな時。
「母親である自分以外の何者か」になって話しかけてみると、良い反応を得られることが多かったです。
ポイント
- 子供は「え?なに!?」と気持ちが一瞬切り替わる
- 親も状況を客観視できる
その2:全然違うことを言ってみる・やってみる
【びす子の手抜き育児】
子どものイヤイヤ発動中。
丁寧に「どうして嫌なの?」と
理由を聞いてもダメそうな時はいっそ、
「そんなことよりさぁーこれ楽しいよーぉ!ヒャッホーゥ!!!」って
全然違うことをふっかけるほうが案外泣き止むし、自分も楽。
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) September 27, 2018
子供がイヤイヤーって泣いてるとき
こっそり自分の顔にシールをつけて
子供の元へ駆けつけると
「きょとん」or「なんか顔についてる」って笑い出します👩「え?何もついてないよ」
👧「ついてるって」
👩「え?鏡一緒に見に行こ」
で一旦ギャン泣きが落ち着きます
ひらがなシールが特におすすめです pic.twitter.com/dEUmGA1UCN— びす子 (@bisucosuco) October 27, 2019
気を紛らわせるために、目の前で起きてることと全然違うことで話しかけてみるのも効果的でした。
ポイント
- 子供だけでなく案外親も「目の前のこと」にこだわりすぎてることがある
- それを断ち切るのも場合によっては必要
その3:何かをちぎらせる
【びす子の手抜き育児】
子供がイヤイヤ絶叫中。
なだめても落ち着かないので
紙類をちぎらせる。折り紙や新聞紙。
だんだん楽しくなってきて
最後は
ちぎったものをお互い頭からかぶって終了。— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) April 5, 2019
単純な作業ですが、ビリビリ紙類をちぎらせてみるのも良かったです。大人のストレス発散にも◎
ポイント
- 物を投げるより害がない
- 最後は遊びになる
その4:子供に先生になってもらう
【びす子の手抜き育児】
子どもに先生になってもらう👩🏫
こちらが教えようとするとイヤイヤ反発するのに
教えてとお願いすると自分で考えてそれを穏やかに伝えてくれる娘。こちらから教えるのは
娘が本当に困って頼ってきた時だけでいいやと思ったら、自分も楽になった。— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) October 20, 2018
自我が芽生え始めたイヤイヤ期にぴったりなのが、あえて親が教わる立場にまわってみる作戦!
ポイント
- 「ママわからないなぁ」「どうしたらいいかなぁ」と困ってみると、意外と優しく教えてくれる
- 子どもがそのことについてどのように考えているか知れるのも面白い
その5:便利アイテムを使う
あらかじめイヤイヤを起こす場面が予測できる場合は、先回りして便利アイテムを用意しました。
▼例えばこちら
手を洗いたがらない
【びす子の手抜き育児】
外から帰ってきた時は
手を洗ってくれるけど家でしばらく遊んだあと
ご飯の前に手を洗ってと言うと
なぜか嫌がり毎回イヤイヤ爆発の娘。戦うのに疲れた私は
潔くハンドジェルを使うことに。これめちゃくちゃ使える。 pic.twitter.com/aQBgSNsJF6
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) November 14, 2018
お風呂に入りたがらない
ダイソーに売ってある
「あわドン」これが今のところ
コスパ最高の
お風呂誘導おもちゃであーる。口の部分にボディソープのせて
ストローを吹くと大量の泡が!!娘、大喜び。 pic.twitter.com/BeMjemO68N
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) February 18, 2019
【びす子の手抜き育児】
\ クレヨンじゃないよ、せっけんだよ /
これもお風呂イヤイヤに効きます。
(どんだけお風呂嫌がるんだっていう)壁に描いても水ですぐ落ちるのでラク!
とにかくお風呂場は楽しい場所にするよう心がけております。 pic.twitter.com/6m89n3dmNn
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) November 13, 2018
【びす子の手抜き育児】
今日もビニールくらげ作戦で
お風呂に誘導したわけだが入浴中に娘のイヤイヤが始まり
くらげを投げあうことに。でもビニール袋だから安全。
最後には笑いが止まらなくなった親子であった👩👧#今日も今日とてワンオペ育児 pic.twitter.com/VMB5tVOtxg— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) January 19, 2019
イヤイヤ期の乗り越え方|親のメンタル編
ずっと子どもと真正面から向き合ってると
正直もたないので
私はこんな感じで過ごしていました。
その1:薄目で見る
【びす子の手抜き育児】
イライラしたら
・6秒待つ
・子どものしていることを薄目で見る— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) December 7, 2018
Twitterで以前、
“子どもの手元を見るからイライラする、子どもの頑張ってる顔を見たらイライラしない”
っていう投稿を見たことがあって。それすごくいい!と思ってやってみたんだけど顔見ても時間かかる時は結局イライラしちゃうから
薄目で見ることにしたの。
— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) December 7, 2018
子供が小さいと「全く見ない」ことが難しい状況が多いので、薄目で(笑)
あまり見すぎてイライラ増幅させるよりいいかな、と思ってやっていました。
その2:面白い出来事として考える(ネタにする)
今日も朝からイヤイヤ全開だった娘。
もういっそイヤイヤ期の子たちを集めて
「イヤイヤガール」というアイドルグループでも作ったらいいんじゃないかというくだらんことを思いつくくらいに
イヤイヤ時間が長かった。#イヤイヤガール#メンバー募集— びす子@手抜き育児 (@bisucosuco) November 6, 2018
イヤイヤ時間が長い時は、「これネタにならないかなぁ〜」「インスタに投稿しよ〜」って遠くから見てました。
その3:体調を整える
自分の体調とメンタルって直結してますよね。
それに気づいてから、イヤイヤ期はなるべく自分の体調を整えることにも注力していました。
自分のことが後回しになりがちな育児中の盲点。
栄養のあるものを食べて、寝れる時に寝て、わずかでもいいので自分の好きなことをする時間を確保しましょう。
イヤイヤ期の乗り越え方|何をやってもダメな時は・・
ここまで色んな対処法を紹介してきましたが、何をしてもうまくいかない時があります。
そんな時は親子といえども、距離をとることが大切。
できることなら
- 親に頼る
- 一時保育に預ける
- ファミサポを使う
- ベビーシッターにお願いする
などといった手段が選択できればいいのですが、それらが難しいという方も多いと思います。
あと、夕方から夜間にかけてこれらが利用できない時間帯。
そんなとき私は、子どもの安全を確保した上で ワイヤレスイヤホンで耳栓。
もしくはキッチンに一時避難していました。
賛否両論あるかもしれませんが、
子どもだって泣いてすっきりしたら、そのまま寝ていることもあります。
自分の気持ちか子どもの癇癪が落ち着いてから、また抱きしめてあげればいい。
いつもいつもそばで、優しい声をかけ続ける必要はないです。
距離をとることで子どもに手をあげることを回避できるなら、むしろ万々歳。
それから
「うちの子、ちょっと癇癪がひどすぎるんじゃないかな」
と、心配になることがあったら保健センターへ相談に行ってみるのも手。
「うちの子、他の子と違うのかな?」
と不安を抱えて毎日過ごすよりは、専門家に相談することで何か別の解決策が見えてくるかも。
話を聞いてもらえるだけでも気持ちが違うので、何か気になることがあればぜひ足を運んでみてくださいね。
まとめ
私から伝えたいことはとにかく
「頑張りすぎないでね。」
ということ。
心身の疲れを感じているけど病院へ行くほどでは・・という方は、市販のサプリ・漢方・栄養ドリンクなどを頼るものアリです。
使えるものはどんどん使って、日々の育児をラクにしていきましょう!